ある音楽家の日常

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滋賀県 大津でシェアサイクル ofoを利用してみた。

昨日は久しぶりのオフだったので 趣味のバス釣りの為滋賀県は琵琶湖へ!

 いつもは自宅〜電車で滋賀県まで行ってそこからは湖まで約10分ほどかけて徒歩で移動し、 

湖に到着したら投げては移動を繰り返します。

 

ちなみに釣りというと一般的にはどこかに陣取ってひたすらアタリが来るまで待つイメージかと思いますが、バス釣りの場合は広い湖岸に点在するポイントを歩いて移動しては釣りをするスタイルなのでそこそこ運動になりますよ笑  

 

 

昨日もいつもの如く駅から湖に向かっていると。。

 

!?

 

 

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なんと途中の道でシェアサイクルなるものを発見! 

世界ではシェア上位のofoというサービスなのですが、調べてみると日本では2018年に導入スタートの新サービスで、まだまだ普及してなくて関西だと滋賀県大津市和歌山県和歌山市にもあるようです。

 

その場には完全に無人なので注意書きを読んで見ると、よくある手続きや登録に時間がかかるタイプかと思いきや、「今すぐ乗れます」との事だったので早速利用してみる事に。

 

その場でアプリをダウンロードして電話番号&メールアドレスの記入のみという簡単な会員登録で完了。 (実際に支払いが発生する場合はクレジット登録が必要です。)  

そしてアプリを起動して、置いてある自転車の後輪部分に付いてるQRコードを読み込むと。。。

 

 

解除してくれます!笑 

 

本当にたったこれだけなんです!

しかも昨日は初回利用だったのでお試し価格で0円!  

これは乗るしかありませんね笑

 

普段は100円/30分の料金設定だそうで、ある程度長時間利用する場合は500円/1日もありました。

 

こんな感じで

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 湖岸を移動して釣りしました。

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 利用後、返す時は同じくofoのレンタルポート(駐輪場)だったらどこでもOKで  

駐輪→施錠→アプリで利用終了報告。で終わりと超お手軽!    

しかも、大津市だけで66箇所もレンタルポートがあるらしくちょっとありすぎな位で返す場所に困る事は無かったです(^-^;

 

ちなみに普段は約1キロほどの範囲内でしか移動出来ない所を昨日はなんと!?

  

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71.44km w  

利用時間は間違えてないんですが、さすがに71kmは無いような。。(^-^; 

(7144mだったらおかしくないんですが。。。)

 

自転車にGPSが搭載されているので常にどこにいてるかは監視されてるのですが、これは流石に無い気がします笑    

もしかしたらこまめに移動&停車を繰り返すからおかしくなったのかも。。、 

 

とはいえ、やはり湖岸を自転車で走るというのは本当に気持ち良くて、特にちょうど良い今の時期は最高です!

釣竿持たずにサイクリング目的もアリだなぁと思ったので、次からも色々と利用しようと思ってます^_^  

 

ちなみに先日香川県を訪れた際にも宿から会場への移動にとシェアサイクルを利用したのですが、車だと気づけない街の景観に触れることが出来て特に初めて訪れる場所なら気軽に利用出来て小回りがきくレンタサイクルはオススメですね。 

   

 

あっ、釣りの画像がないという事は要するにそういう事です。。(^-^;

 

【LR baggs LYRIC 編】アコギのピックアップを考える

しれっとウチのギタースタンドに仲間入りしている コイツ  

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1980年製のGuidのD-40 CT 

80年というとついこの間の事のような気がするが、これでも40年近く前に作られたギターなんですね^^;  

 

こいつはピックアップ付きの状態で購入したの ものの、もともと付いてたやつが気に入らなかったので気になっていたLR baggs のLYRICを搭載してみました。  

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 以下引用 

【<LYRICとは?>
LYRICはマイクでしか得られないあの空気感を求めるアコースティックギタープレーヤーの為に開発されたマイクのみのシステム。そのマイクはAnthemと同じパテントのTru-Micを使用していますが、ANTHEMに使われているものとは若干違う特製のものを使用しています。LYRIC用のTru-Mic のみで捉えた音は、リアルなアコースティックサウンドに変換するL.R.Baggs のノウハウを集大成した特殊コンプレッサーを内蔵したプリアンプ(パテント申請中)とのコンビネーションで、外部マイクでの集音と全く遜色ない、驚くべきダイナミクスと繊細さを備えたアコースティックサウンドを実現しました】

 

 

特筆すべきはマイクをブリッジ裏に貼り付けるだけという取り付けの簡単さ。 

  もともとピックアップが着いてたモノなのでおしりのピンの所の加工も必要なかった為、早速自分でLYRIC取り付けてみました。 

 

取り付けしたサウンドは↓↓な感じです。  

 

www.youtube.com

 

これはギター〜シールド〜インターフェース直の音ですがかなり良い感じではないでしょうか??

何となくで取り付けたマイク位置なのでもう少し調整すればもっと良くなる気がしてます!   

 

サウンドホールにボリューム&プレゼンスコントローラを取り付け(両面テープで)るので操作性もバッチリ、D.I直挿しでも出力の大きさも問題ありません。

 

 

さて、取り付け完了後に何回かライブで使ってみた感想ですが。。。

 

この手軽なシステムで生のアコギの空気感まで再現してくれるところは本当に素晴らしい。 

その楽器の鳴りを捉えた空気感やサウンドはCAFEやBARといった小さなお店でアコースティックなサウンドで演奏するのがメインの方には最適だと思います。  

コスパやDI直でもいけるという身軽さからしても弾き語りの方にはかなりオススメですね^ ^

ボリュームコントロールがあるのでチューニング時も手元でボリュームオフ出来ますよ!

 

 

しかし!!

 

実は次のピックアップが手に入ったらこのギターからLYRICを外そうかと思ってます(^-^;  

理由は自分の活動の場には合わないと感じたからです。 

ありがたい事に様々な場で演奏させてもらえる機会があるのですが、例えば上記のCAFEやBARの静かな場面での演奏ではLYRICは抜群の効果を発揮してくれるのですが、逆に少し編成が増えたり、会場が大きくなったり、野外で簡易PAなどのあまり環境が良くなかったり。。といった場面ではその「生っぽさ」というのが仇となる場合もあるのです。 

 語弊があるかもしれません空気感があるという事はスピーカーからの出音が少し遠くなる感じとも言えるので、そこに、他の楽器が混じる事によって

よりモニタリングしにくくなる→音量上げる→ハウリング

という悪循環に陥る可能性も高くなってしまいます。

 

こういう時にマイクとピエゾの2つのピックアップを搭載していると物凄く便利でその場その場で微妙に調整をする事で様々な環境に対応出来て便利です。

あとはソロの時の音の抜けもやはりピエゾやマグネット系の音は強いですね!

 

もしくは 先日のブログ

rockn-guitar.hatenablog.com

 で書いたAURAようなシュミレーター系のプリアンプでの空気感の調整も便利ですね。

この場合は逆にギターの弦振動のみを余す事なく拾えるピエゾ系のピックアップで拾ってシュミレートしてあげた方が良い結果になると思います。

 

昔はただ「生音っぽい」という評判の機種ばかりを追いかけていましたが、使用環境によっては一概にそれだけが全てでは無いんですよね(^-^; 

この辺りがアコギをライブで使う際に難しいところ。。

なやみどころですが、このguildは幅広い場所で使用していきたいと思っているのでLYRICを他のギターに譲って載せ替えることになりそうです!

でも結局一生悩むことになるんだろうなぁw

 

ちなみに今のところ同じlrbaggsのANTHEM辺りが良いんじゃなかろうか。。とか考えてます笑

 

 

 

思いの外に充実したGWを過ごす事が出来ました【後半】

GW後半5月3日〜5月6日は。。

 

急遽立ち上がった小関ミオPV制作プロジェクトの為にほぼ全ての日程神戸滞在でした。

 

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こんな感じでご本人に縁のある神戸ゆかりの地を訪れて撮影。   

自分達でやったとはいえ本格的な撮影が初めてだったので色々発見もあり、勉強になりました!  

 

そんなMV撮影その他の作業で過ぎたGW後半でしたが、そんな中を縫ってライブ観戦は欠かさず行ってきました!

 

Mitch All stars@三宮corazon 

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Yosuke Onuma trio@高槻JAZZストリート 

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そしてなんとアイドルライブも笑

KissBeeWESTなんばハッチ

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こちらはステージ上のバンド含め友人、知人が沢山関わるステージだったのです。   

 

 

というわけで始まるまでは暇だと思ってたら意外と楽しいGWを過ごせました(^^)

思いの外に充実したGWを過ごす事が出来ました【前半】

 

仕事がら世間的な曜日感覚と少しズレた生活なので、いつからいつまでがGWなのかハッキリ分かってないのですが。。

今年のGWは結果的になんだか充実してました笑 

 

まずは GW前日4月27日は  

兵庫県加東市にあるお店風見鶏の5周年partyに呼んで頂いて小関ミオさんとのライブ。

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昼夜二回公演でしたが、幅広い年齢層の方と楽しく演奏させてもらえました! 

 

この日はお店の方の計らいで風見鶏近くにあるお好み焼き、明石焼きのお店 寛美さんで昼ごはんを頂くことに。

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なんと明石焼きを自分で焼いて食べられる珍しいスタイルのお店でした^_^  

皆んなで名物ママさんに怒られながら(笑)楽しく焼いて食べた明石焼きは最高です!

 

 

4月28日は またまた小関ミオさんと兵庫県湊川で月一回開催される手仕事市 でのライブ。

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天気も良くて開放的な場での演奏気持ちよかったなぁ〜!

散歩に来てたワンちゃんもライブに飛び入り?! 

 

4月29日はまたまたまた笑 小関ミオさんと姫路ダブルキングカフェにて お世話になってるマハロさん、メリーさんの企画したライブに出演させてもらいました!

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FUNKやROCKのバンドの中でのシャンソンはアンニュイな感じがこれまた面白かったです(^^) 

 

そして30日は 去年活動の幅を広げるキッカケを作ってくれた方の結婚party 

勿論演奏ありで

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すいません、演奏前から既に酔ってます笑   

機材の関係でサイレントギターで行ってみましたが、なかなか良い感触でした(^^)   

 

そして夜は滋賀県に移動して 2、3ヶ月に一回お世話になってる浜大津のどない屋さんにて 馴染みのメンバーとのライブ。

これもなかなかに盛り上がって終了〜!

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5月1、2日は平日だったので通常のレッスン業務を。。

 

5月3日〜5月6日の4日間はもともとスケジュールは白紙だったので趣味の釣りでも。。と思っていたのですが。。。 

 

 後半戦↓

 http://rockn-guitar.hatenablog.com/entry/2018/05/17/140552

 

 

 

「地下鉄のギタリスト/土門秀明」を読んで。

イギリスで約10年間、公認バスカーとして活動されてたギタリスト土門秀明さん著 「地下鉄のギタリスト」を読みました!

 

バスカーとは。。。

海外では路上で演奏や、芸をする事をバスキングといい、それをする人の事をバスカーと呼ぶそうです。  公認バスカーとは地下鉄の駅中など決められた場所でバスキングする許可を得たバスカーの事で本の中ではイギリスだけで500人ほどいると書かれてます。 そんな中土門さんは数人しかいない日本人公認バスカーとしてイギリスで約10年間活動されていたそうです。

 

本の内容としては日記形式で、バスキングの日々の中で出会った人々や、著者自身に起こったエピソードが沢山載っているという感じ。

 

収入は街行く人のチップ頼み、公的に管理されているからこそ場所は先着順、予約制のバスキング。  

場所によって、季節、天候によって、人通りに大きく差があり収入が大きく変わるという、まさにその日暮らしの生活。。。

 勿論、時間にも決まりがあるのでダラダラとやり続けるわけにもいかず、基本的に一日 二時間×2セット。    

普通の労働の感覚ならたったの4時間?と思う方もいてるかもしれませんが、空調も無い地下鉄の路上で極端に寒かったり暑かったりの中集中して演奏し続けるのはかなり厳しいと思います。

そんな日々を過ごす筆者の数々のエピソードからは ミュージシャンとは? 音楽で生きるとは? など沢山考えさせられる事ばかりです。。     

 

 

地下鉄のバスキング中に録音したLIVE CDも出されてます↓

 

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これまたジャケットの写真が素敵ですね(^^)    

肝心のサウンドはまさにバスキングの現場をそのままパッケージした音。

ギターアンプの前に置かれたであろうレコーダーには混じり気のない素のギターの音と、行き交う人々の雑踏、駅のアナウンス、たまに入るチップのチャリン♪という小銭の音がそのまま記録されています。     

 

レコーディングスタジオでの録音ではないので、オーディオ的なノイズが無くて完璧な良い音では無いのですが、目を閉じて聴いていると実際にロンドンの地下鉄にいるような気分を味わえるそんな素晴らしいアルバムです。

個人的には心に響く音色とはこういう音だと信じています。

 

他にも土門さんがYouTubeにあげている動画には実際のバスキング映像や

www.youtube.com

 

地下鉄から場所を変えてこんな素敵なものもあります

 

www.youtube.com

 

どうしてもテクニックに走りがちなインストというジャンルですが、なるべくシンプルにメロディを伝える土門さんの演奏は本当に魅力的です。

土門さんは現在帰国されているようなので、是非生で演奏見に行きたいなぁと思いますm(_ _)m

 

 

 

アコギを弾くのが楽しくなってしまうD.I(FISHMAN AURA Vanilla House Sound LAB Mod)

約二週間のツアー(また別で書きます)から帰ってきたら東京にあるVanilla House Sound LABさんにお願いしていたMod品が届いてました!

 

その品がこちら↓↓ 

 

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発売からだいぶ日は経ってますが未だに定番機種として人気のあるFISHMAN AURAです。 

 

以前からちょくちょく使ってはいたのですが、主にミュートの出来るD.Iとしてしか使用しておらず(もったいない笑)、このD.Iの売りでもあるシミュレーター部分は音が少しもたるような気がしてあまり活用していませんでした(^-^;  

  

そんななか偶然にVanilla House Sound LABさんのFBページを拝見していたらなんとこちらのD.IをModしているという記事を発見。 

これは良さそうだと思い連絡を取りすぐにModを依頼させてもらいました!

 

 早速比較動画を作ってみたので興味のある方はどうぞ↓↓ 

 

youtu.be

 

上記の記事内では一定以上の高級マイクで録らないのなら環境によってはこちらでラインで録った方が良い音で録れるのでは?とも書いてあり、半信半疑で試したのですが。。

 

本当に凄かった!笑

弾いていて気持ち良すぎるのです!!

 

音を聴くだけでは伝わりにくいと思いますが、シュミレートのMix具合を上げても飽和し過ぎず使える音が出てくれます。  

そして何よりピッキングへの追従が素晴らしいのです。

シミュレーターにありがちなこちらのニュアンスを無視する感じもなくしっかり弾き手の音が伝わってくれます。 

そして、もう一つ特筆すべきはCompの音質も向上した事ですね。  もとのままだとやはり音がもたる感じは否めなかったのですが、ナチュラルに使う事が出来ます! 

 

これはお願いして本当に良かったと思える品でした!  もちろん色んな方向での音作りがあるのでアレですが、手っ取り早くコンパクトにアコギの音作りが出来るという意味では自分が知る中では最強の部類に入ってしまった今回のMod。  

悩んでる方は是非!  おススメです^_^  

 

ちなみにこいつと一緒にまた別のペダルもModを依頼していてこちらも素晴らしい出来だったのでまた紹介します!

 

 

 

「小澤征爾さんと、音楽について話をする」小澤征爾×村上春樹

タイトルにもあるこちらの本を読みました。

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小澤征爾さんと、音楽について話をする」

複数回に分けて小澤征爾さん、村上春樹さんとの間で行われた対談を一冊の本にまとめたもので、小澤征爾さんが実際に指揮者として関わったものを中心に、その場でクラッシックの音源を聴きながらそこにまつわるエピソードを話すという内容です。

 

実はこの本、買ったのは一年くらい前だったのですが、読み始めてすぐにイヤになってしばらく放ってありました(^-^;  

それが先日、何となくで手にとって改めて読んでみると不思議な事に面白く感じて読む手が止まらなくなり、結局最後まで読んでしまったのです笑  

 

恐らく最初に手にした時に拒絶反応を示したのはクラッシックの単語、作曲者名が沢山出てきたからだと思います。  

それが約一年後、別にクラッシックを勉強したわけではないですが何故だかスーッと身体に入ってきてしかもそんな本が面白いと思えるのは不思議なもので。。

 

実際に読み進めるにあたり 「交響曲◯番が〜」とかいう会話が出てきてもその曲が実際に頭の中で鳴ることはまずありません。 例えば「The Beatlesの何とかっていう曲が〜」とかならばある程度は知識もあるので分かるのですが(^-^;

 

そこが一切分からないので頼りになるのは文章からの情報のみ、想像するしかないのです。 

逆にそれが面白くて何曲かは文字の情報を頼りに実際の音源を確認してみると 先入観なく音楽に触れ合えるので物凄く新鮮に感じます!  

 しかも、こういう本だからこんなCDも出てます↓↓  

 https://www.amazon.co.jp/dp/B00ATRPG7Q/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_mwjVAb42APEB0

 

勿論、購入済みですが笑    

CDが届いたら改めて文章と照らし合わせながら楽しみたいと思います^_^  

 

普段、クラッシックだから、ジャズだから、ロックだから、演歌だから とかジャンルで語られる事の多い音楽という存在。  

そこには歴史があり、文化があり、ファッションがあり。。と様々な物事が絡み合って形成されているわけですが、 個人的にはジャンルが違うから話が出来ないというのはおかしい事だと思っていて、実際この本の中では村上春樹さんはクラッシックだけでなくジャズも深く聞いて理解されてるのが伝わってきます。

しかも、村上春樹さんの凄いのはいちリスナーという立場を超えて、その道の超一流である小澤征爾さんも驚くほどの知識と考えを持ち合わせているところ。  文中でも時折触れられる 文章と音楽の共通点も興味深いところです。

  

そして小澤征爾さんの言葉はクラッシックの楽曲、方法論、経験に関して語っているのですが、今の自分の環境にも活かせるヒントが沢山ありました。   アメリカに居てた時には毎週のようにブルースのライブを見に行っていた(しかもかなりディープな会場で)という意外なエピソードも新鮮だったなぁ。 

 

音楽の事を語ってるようで 様々な事に変換出来る深い内容、やはり指揮者であろうと、小説家であろうと共通する事が沢山あるんだなぁという事を感じさせられた一冊でした。