しれっとウチのギタースタンドに仲間入りしている コイツ
1980年製のGuidのD-40 CT
80年というとついこの間の事のような気がするが、これでも40年近く前に作られたギターなんですね^^;
こいつはピックアップ付きの状態で購入したの ものの、もともと付いてたやつが気に入らなかったので気になっていたLR baggs のLYRICを搭載してみました。
以下引用
【<LYRICとは?>
LYRICはマイクでしか得られないあの空気感を求めるアコースティックギタープレーヤーの為に開発されたマイクのみのシステム。そのマイクはAnthemと同じパテントのTru-Micを使用していますが、ANTHEMに使われているものとは若干違う特製のものを使用しています。LYRIC用のTru-Mic のみで捉えた音は、リアルなアコースティックサウンドに変換するL.R.Baggs のノウハウを集大成した特殊コンプレッサーを内蔵したプリアンプ(パテント申請中)とのコンビネーションで、外部マイクでの集音と全く遜色ない、驚くべきダイナミクスと繊細さを備えたアコースティックサウンドを実現しました】
特筆すべきはマイクをブリッジ裏に貼り付けるだけという取り付けの簡単さ。
もともとピックアップが着いてたモノなのでおしりのピンの所の加工も必要なかった為、早速自分でLYRIC取り付けてみました。
取り付けしたサウンドは↓↓な感じです。
www.youtube.com
これはギター〜シールド〜インターフェース直の音ですがかなり良い感じではないでしょうか??
何となくで取り付けたマイク位置なのでもう少し調整すればもっと良くなる気がしてます!
サウンドホールにボリューム&プレゼンスコントローラを取り付け(両面テープで)るので操作性もバッチリ、D.I直挿しでも出力の大きさも問題ありません。
さて、取り付け完了後に何回かライブで使ってみた感想ですが。。。
この手軽なシステムで生のアコギの空気感まで再現してくれるところは本当に素晴らしい。
その楽器の鳴りを捉えた空気感やサウンドはCAFEやBARといった小さなお店でアコースティックなサウンドで演奏するのがメインの方には最適だと思います。
コスパやDI直でもいけるという身軽さからしても弾き語りの方にはかなりオススメですね^ ^
ボリュームコントロールがあるのでチューニング時も手元でボリュームオフ出来ますよ!
しかし!!
実は次のピックアップが手に入ったらこのギターからLYRICを外そうかと思ってます(^-^;
理由は自分の活動の場には合わないと感じたからです。
ありがたい事に様々な場で演奏させてもらえる機会があるのですが、例えば上記のCAFEやBARの静かな場面での演奏ではLYRICは抜群の効果を発揮してくれるのですが、逆に少し編成が増えたり、会場が大きくなったり、野外で簡易PAなどのあまり環境が良くなかったり。。といった場面ではその「生っぽさ」というのが仇となる場合もあるのです。
語弊があるかもしれません空気感があるという事はスピーカーからの出音が少し遠くなる感じとも言えるので、そこに、他の楽器が混じる事によって
よりモニタリングしにくくなる→音量上げる→ハウリング
という悪循環に陥る可能性も高くなってしまいます。
こういう時にマイクとピエゾの2つのピックアップを搭載していると物凄く便利でその場その場で微妙に調整をする事で様々な環境に対応出来て便利です。
あとはソロの時の音の抜けもやはりピエゾやマグネット系の音は強いですね!
もしくは 先日のブログ
rockn-guitar.hatenablog.com
で書いたAURAようなシュミレーター系のプリアンプでの空気感の調整も便利ですね。
この場合は逆にギターの弦振動のみを余す事なく拾えるピエゾ系のピックアップで拾ってシュミレートしてあげた方が良い結果になると思います。
昔はただ「生音っぽい」という評判の機種ばかりを追いかけていましたが、使用環境によっては一概にそれだけが全てでは無いんですよね(^-^;
この辺りがアコギをライブで使う際に難しいところ。。
なやみどころですが、このguildは幅広い場所で使用していきたいと思っているのでLYRICを他のギターに譲って載せ替えることになりそうです!
でも結局一生悩むことになるんだろうなぁw
ちなみに今のところ同じlrbaggsのANTHEM辺りが良いんじゃなかろうか。。とか考えてます笑