ある音楽家の日常

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約10年ごしに素性が判明《Headway HD-110》

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こちらは僕がギターを始めた時からの付き合いのアコギHeadway HD-110。わかる人には分かるMartinのコピーモデルですね!
昨日、ミュージックショップマーチさん( http://www.j-guitar.com/shop_detail/stock/1131  )に寄せてもらう機会があり、このギターの詳細を鑑定してもらったところシリアルから考えると1979年製のものだと。 
という事は僕よりも11歳年上、もう作られて40年近いアラフォーですw


このギターはもともと父親が20代の頃に購入
趣味程度に弾いたあとは10年ほど箪笥の肥やしに。。
そして僕がギターを始めるタイミングで押入れから救出!笑
そのあとは現在に至るまで約10年の付き合いですm(__)m  

実は良くも悪くも初めて触ったアコギがコレなので最初の頃は良いのか悪いのかもよく分からず付き合ってきました。
 当時は上手く弾けない、良い音出ないのは楽器が良くないからだ!と雑誌に載ってるギター(Gibson、Martin最近だとTaylorとか)を見てはこれだったら上手く弾けるのにと無い物ねだり^_^;
結局買うには至りませんでしたが。。。

そうこうしてるうちに専門を卒業したあたりからライブでアコギを弾く機会が増え、アコギが本当に上手い人に出会えたり、アコギの良い音ってどんなんだろうかと自分なりに経験を積んでくる事が出来ました。
そんな中で「あれ?」このギター意外とやるやんと気づいてしまったのです笑   
そこからメーカについて色々調べたらなかなかなレアモノだということが発覚!!

このギターを作っていたHeadwayは現存するメーカーではあるのですが、当時と今では少しメーカーの体制が違います↓↓
上記のリンク先に詳しくは記載してありますが、当時のheadway1977〜1983年という短い間のみの制作。日本有数のギター職人百瀬さんを中心とした職人さん数名で作られていたようです。
 主にMartin系のギターをラインナップしておりそのサウンドの確かさから未だに根強い人気を誇ってます。
headwayに限らず国産だから凄い!とは思ってませんが、やはり40年近く経っても大きな不具合もなくまだまだ現役で使い込めるというのはそれだけ作りがしっかりしている証拠ですね。
それに、最近またさらに鳴りが良くなってきたような気がします(^ ^)
こんな素晴らしいギターに最初から出会えて本当にラッキーだという事に感謝しつつ、さらに弾きこんで良い音出せるように頑張ろうと思いますm(_ _)m