日本とイスラエルのハーフのJAZZ/SOULシンガーの方なのですが、その時何の前情報も無しに見に行ってバンドも含めて素晴らし過ぎるライブでこんな方がいたのか!とビックリしました。
後々調べてみるとCMソングなども多く歌っていて多方面で活躍されている方だったので納得! その後もちょくちょく情報はチェックしていて大阪でのライブも一度見に行ってます(^_^)
そんなギラ・ジルカさんが何やら東京でのみ「ギラ山ジル子 project」という一風変わった企画のライブをされていて凄く気になっていたのですが、東京なのでなかなか見に行ける機会もなくて残念に思っていたところ。。。
なんと!? 立て続けにギラ山ジル子project名義でのCDを二枚リリースされたということで先日やっと聞くことが出来ましたm(__)m
各収録曲はこちら↓↓
one
収録曲↓
年下の男の子
真赤な太陽
3年目の浮気
異邦人
つぐない
スウィート・メモリーズ
ガンダーラ
「いちご白書」をもう一度
さよならの向う側
two
収録曲
不思議なピーチパイ
ギャランドゥ
別れても好きな人
あなた
魅せられて
喝采
曲目を見て頂けると分かるかとおもいますが、完全なるカバーアルバムになってます。
ギラ・ジルカさんが幼少から慣れ親しんだ日本の歌謡曲を全曲ギタリストの竹中俊二氏のアレンジでカバーされてるのですが、これが本当に素晴らしいのです。
参加メンバーは
ギラ・ジルカ(Vo)/Geila Zilkha
竹中俊二(G)/Shunji Takenaka
松本圭司(P&Keys)/Keiji Matsumoto
中村健吾(B)/Kengo Nakamura
加納樹麻(D)/Juasa Kanoh
矢幅歩(Vo)/Ayumu Yahaba
ご覧の通り百戦錬磨の凄腕ミュージシャンばかり!!
基本コンセプトにJAZZというのがあるのですが、このメンバーなのでいい意味でなんでもアリ笑
原曲にJAZZというエッセンスを足してみたというような感じではなく、一度完全に曲を消化し、分解して新たに組み直したという表現がピッタリな気がします。
縦横無尽で表現力抜群のギラさんのボーカルは勿論、聴いていると何度もニヤニヤしてしまうポイントが沢山のアレンジは本当に素晴らしくカッコ良い!!
原曲に思い入れがある方には違和感ある部分もあるかと思いますが、恐らくその新たな魅力に気づけたらハマる事間違い無しだと思います!
そして今回もう1つ特筆すべきはサウンド面。
アレンジ面と同じくらい良い音だなぁと感じたこのアルバム。
音に関するストレスが無いからかそれぞれのミュージシャンが全員でこのセッションを楽しんでいるのが音源からも伝わってくるのですが、今回エンジニアを担当しているニラジ・カジャンチ/Neeraj Khajanchiという方のインタビュー↓↓ を読んで色々と納得出来ましたm(__)m
改めて、良いミュージシャン+良いエンジニア が揃うと自然と良い音楽が出来るんだなぁと感じた作品でした(^_^)