「現在のありとあらゆる音楽が俺の音楽から影響を受けているぜ」と本人が豪語するのも納得出来るほどのちの音楽に影響を与えたFUNKの帝王。
幼少期から波乱万丈な人生の中でjames brownとしての生き方が形作られる様が描かれた映画でした。
誰もが一度は聞いた事あるのではないのかと言っても良いsex machineでjames brownに相槌を打つボビーバードとの数々のエピソードも感動的なものです。
映画のライブシーンもカッコ良いので、あまりjames brownの事を知らなくても充分楽しめる映画だと思います(^_^)
今回映画を見て、いかに今迄自分がjames brownやFUNKに対する認識が浅はかなものだったのかというのを痛感させられますね。。
日本に住んでいるとまず体感する事のない黒人に対する差別、現在でも根深く残っているとは言われていますが当時なんかはまだまだ酷かったのでしょう。
やはり映画内でもその問題は随所に登場し、ある意味ではそれに対する反発からFUNKが生まれたと言っても過言ではないと思います。
聞いて踊りたくなる音楽ではあるべきなんでしょうが、そういった歴史的な部分はまた再認識してリスペクトの心を忘れずに演奏しないといけないですね。