「Buffer」
コンプに次いでリスナーに効果の分かりにくいランキング上位に入る(?)エフェクトの1つにBufferがあります。
英単語の意味としては「緩衝するもの」という意味らしく、ギターで使用されるエフェクトの場合はギターのピックアップで拾った弱い信号をノイズから守る為に強くするといった意味合いで使われる事が主です。
そんなBufferですが、音が歪むわけでもなく揺れるわけでもないので聴いてる側には最終的なアンプの出音では有ると無いの判別は難しいのですが、聞いてて音が良いなぁと思った人の足元には密かに存在していたりするのがBufferなんです。(最近は似たような役割でクリーンブースターというのもありますね)
所謂枯れたサウンドには必要ない事が多いですが、現代的なサウンドには必要不可欠といっても過言では無いかと思います。
というわけで有るのと無いのでどれぐらい違うのかというのを実証する為、最近入手したBamBasic のHighDef Bufferのテストを兼ねて試奏動画を撮ってみました^_^
今回使用したのは
BamBasic製 HighDef Buffer
こちらのBamBasic という会社名古屋にあるのですが東京のミュージシャンを中心にジワジワ広がってるようです。HP(http://www.bambasic.com)を見てもらったらわかる様にオリジナル商品だけじゃなく、Modやオーダー品にも柔軟に対応している素敵な会社。
今回は実践的な比較という事でBB plusを通した状態でクリーン、そしてオンにしたドライブの音と、
Bufferを前段に通しての同じくクリーン、ドライブを比較してみました。
結果は音を聞いてもらえると分かるかと思いますが、Bufferを通すとビックリするぐらいにシャキッとしたサウンドに。。笑
シャキッとしたと言うものの、DAW上ではブーストしたのではないのか?というぐらいに信号が太くなり、弾き手としてはライン特有の嘘臭さがかなり薄まった印象です。
今回アンプはプラグインのBIAS DESKTOPを使用しましたが、アンプのツマミは基本的にフラット。
ギターはsuhr classicのセンター(クリーン)&フロント(ドライブ)で、シールドもパッチを含めmogami 2524で統一しています。
試すまではここまでハッキリと音が変わるとは思っていなかったのに、ペダル1つでこれなら沢山つなぐ時や、マルチを使う時など効果絶大な予感なので今後も引き続き色々と試してみたいと思います。