ギターのピックを弦に当てる時の当て方には大きくわけて三通りありまして、
順アングル
平行アングル
逆アングル
の三通りです。
それぞれ弦にピックが当たる角度が違うのですが。。
これで一体何が違うのかというのは詳しく話しだすと長くなるので割愛します笑
まぁ、簡単に説明すると実はピッキングの角度によって大方のサウンドの方向性が決まるのです。
僕の経験上でも、初めてギターを持った人が何も考えずにピックを持って弾くと大体が順アングルになるので1番無理の無い弾き方なんだと思いますm(__)m
実は僕はギターを始めた時から自然と逆アングルで弾いていて(親指が他に比べ異様に短い為自然とそうなった模様)、当時見ていた雑誌やビデオに出てくる弾き方とどうも角度が違うなと思いながらも(笑)その後専門学校に行ってから自分が逆アングルなんだと認識する事になります^_^;
途中自分が弾けないのは逆アングルのせいなんじゃ無いかと考えて矯正しようとした事もあったのですが、結局の所自然体が1番という結論に至りまして現在は諦めて逆アングルで弾いてます笑
しかし、black musicに最適な丸くて 太い音が出るピッキングである反面、Rockで活用される叫ぶようなピッキングハーモニクス、わざとピックが弦に擦れる音を入れて弾くようなロックなギターとなると苦手分野になります。
なので、ロックギタリストという縛りでいくと意外と逆アングルギタリストがいてないのが現実です。
逆アングルのギタリストで真っ先に名前が挙がるのはjimi hendrixかと思いますが、実際の所jimi hendrixってアーミングやFuzzを大胆に多用したプレイで荒々しいイメージはあるものの名曲little wingをはじめとしたバラードで見せる美しいサウンドからも分かるように意外と素のサウンドは太く丸い音なんだと思います。
そんな中で逆アングルでロック畑で活躍してるギタリストはいないものかと探していたところ。。。
発見しました!?
朝の情報番組「スッキリ」や映画海猿の主題歌でおなじみのJournyのギタリスト neal schonです(^_^)
Journyの数々の名リフは勿論の事、neal schonの代名詞豪快なフルピッキングも全て逆アングル笑
先入観もあるのか少し音に丸さもありますが、同じ逆アングルギタリストとしてロックなリフを弾く時のピッキングフォーム等参考になる事が多いです(^_^)
あとは日本だと、故佐久間正英さんは外せません。
こちらは逆アングルの利点等を明確に説明している動画があるので少し長いですが載せておきますm(__)m
他に著名な所で探してはいるのですがなかなか見つかりません>_<
もしご存知の方おられましたら教えて頂けると嬉しいですm(__)m
ただ、これの難点は逆アングル自体が少数派なので生徒さんとかにはあまり当てはまらないという事ですね笑