ある音楽家の日常

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持たない勇気

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年末から年始にかけてゴミ袋4袋分の大幅な断捨離&機材の処分を実行しました。(一部は現在も進行中)  

 

 昔は何事においても持ってないより持ってる方が良い、そして備えあれば憂いなしと考えていたので今思えば無駄な買い物も沢山あり、現在の音楽の活動内容、生活のスタイルから考えたら有り余るほどの物持ちでした。

 

 それが最近は少し考えが変わり、逆にモノを少なくする事で生まれる余裕や新しいモノが入ってくるスペースが大切なのかなと考えています。 

目先の流行りや情報は勿論キャッチしつつ、長い目で見た時に一つのモノを使い切る、使いこなす、大切にするといったアナログな感覚が大切な気がしているのです。

もし今回の断捨離で無くなったものが必要になったならその時はまた用意すれば良い、そしてその時に備えた色々な蓄え(お金だけじゃなく、人脈等)を備えておけば良いと考えられたら大半のモノは要らない気がしました笑

 

2020年代に入り世の中的にも色々と大きく変化が訪れようとしている中、40代に向けてまたこの10年を楽しむ為試行錯誤してますm(_ _)m

2019 はお世話になりました、そして2020もよろしくお願い致します

2010年代も終わり、ついに2020年代がスタート。

 

日本では東京オリンピックパラリンピックがあったりで良くも悪くも変化が訪れる時代になりそうですが、個人的には何も変わらず良い音を求めて精進する次第です。

毎年思うけど、少なからずアクセスをして頂けているこのブログ、そしてYouTube等の更新を今年こそはしっかり取り組みたいと思います笑 

 

というわけで今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m

 

 HARIO SSD-200-B 初心者にオススメ 浸漬式ドリッパー【動画あり】

ここ数ヶ月急にコーヒードリップにハマっており、色々な豆を買ってみたり ドリッパーを色々試してみたりしてます。

 

しかし、予想していた通り難しい!笑 

ただ豆を挽けばそれだけで美味しくなるわけじゃなく、濃すぎたり薄すぎたりなかなかちょうど良い味にはならないものです^^; 

 

YouTube先生で勉強しながら色々と試してみるもののなかなかコツが分からない。。

そんな中発見したのは浸漬式ドリッパーという商品!

 

通常少しずつお湯を注いで淹れて行くところをこちらの浸漬式は、ドリッパー上で数分お湯を溜めてその後一気に抽出するという技法。

そのため簡単に均一な味のドリップが可能です。

やり方を動画にまとめてみました。


HARIO SSD-200-B 浸漬式ドリッパー

 

 それまで自分で試したドリップでは均一な味にするのが難しく色々悩んだのですが、これを使った瞬間一気に解決w

 

僕のような初心者ドリッパー(?)からするとこういう味を知れると、それを指標に普通のドリップの目安になるのでハンドDripにチャレンジしたい方にはオススメです!

 

とはいえこの方法でも色々と調整する部分はあるので奥が深いのには変わりません(^^;)

 

Steve Gadd BAND@billboard OSAKAを観てきました! 

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Steve Gadd BAND@Billboard OSAKA 行ってきました!

 

 前回観たのはSteve Gadd BANDとして初来日のタイミングだったのでもう2〜3年前位でしょうか。。

 

 前回観た時とは少しメンバーチェンジはありますが、今回もまた素晴らしい演奏でした。

 

 Steve Gaddは74歳。

普通の感覚なら2時間近いライブを1日二本(1st 2ndとあります)こなすだけでも尋常では無いです。 

 勿論、若かりし頃のイケイケな演奏は流石に無いですが、だからと言って衰えたわけではなく今のBest な演奏がこれまた素晴らしいのです。

 たまに見せるThe Gaddなフレーズは待ってましたと会場を湧かせるし笑 

 

 今回改めて観て驚いたのは全員のプレイに無駄が一切無いということ。 

これは枯れるというのとはまた少し違う気がします。

 特にstevegadd に至っては恐らく頭の中と出音のタイムラグは0に等しいのでは無いのかなという印象です。 

上手く説明出来ませんが、叩くタイミングや音量、音色。全てにおいて完璧過ぎました。。 

 

 先日見かけたインタビューではまだまだ色々チャレンジしたいんだと答えていたGadd。

自分がもし70代まで生きていたとして果たしてここまでの熱量を持って音楽出来てるだろうか??  

 こういう人達を見るとセンスや技術うんぬん以上に、好きでい続けられることが何よりも大切だなと思わされますm(_ _)m    

 

 

ギターやウクレレにおける左手の脱力のコツ

あらゆる楽器を演奏する際にスポーツ同様に「脱力」というものとは切っても切り離せない関係にあると思います。  

実は全身タトゥーで筋肉の塊みたいな身体そしてメタルやハードコアを演奏する(偏見)ようなイカツイ外国人もよく観察したら上手に力を抜いて演奏してるのです笑

 

 自分自身も未だに色んな書籍やネットの情報なんかを調べたりしているわけですが、これは上級者向けの難しい話しではなくむしろ初心者の段階から身につけている方が良いと思います。

 

上手く弾けない曲にぶつかった時、単純な反復練習

だけではなく実は身体の使い方やフォームを見直すだけでクリア出来るのもよくある話。

 

そして何より必要最低限の力で演奏出来ると気持ち的にも余裕が出て、さらには昨今軽視されがちな楽器本来の音色の部分にも良い影響が出ます。

 

今日のレッスン中に左手の力を最低限にというのをなんとか伝えようとして編み出したのはこれ↓↓  

 

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何をしているかというとコードを押さえて楽器を縦に持ってます。 

この状態で楽器が落ちるか落ちないか位まで力を抜くと必要最低限の力が分かり脱力の感覚が掴めるのではないかなと! 

 

今日のところは上手く生徒さんにも伝わったようで良かった。 

今後も少しずつこの方法で伝えてみようかと思います^_^

 

 

 

 

 

渡辺香津美山下和仁ギター対話 

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先週のツアー中に立ち寄ったオリーブの読書館という場所で偶然見つけたこちらの本 

渡辺香津美山下和仁ギター対話」 

数ページめくっただけでしたが、余りに内容が濃かったので、帰宅後早速注文して読みました。

 

内容は現代の日本のギター界を代表するお二人の若き日(二十代)の対話が収録されてます。 

 

 当時からそれぞれに大活躍されているわけですが、本の発売は1982年。。

今から遡る事35年以上前の内容なのに現代に生きる自分にも響く普遍的な内容でした。 

 

 総じて言えるのはやはり本当に素晴らしいギタリストは道は違えど同じ方向を目指すのだなという事です。 

音楽に対する深い理解は勿論のこと、芸術とは?音楽とは?ギターとは?そして世界情勢に思うことなど。。 

 この本の発言が今の自分よりも若い年の頃に発せられてるのかと思うと本当に凄いとしか言いようがありません。

 

現在は中古でも高騰していてなかなか入手困難かと思いますが、ギタリストのみならず音楽家の方は是非読んでみてください!