ある音楽家の日常

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「バンドマンが知るべき100の秘訣 PAエンジニアから見たバンドの音作り」を読んでみた。

大阪のライブハウス「Fireloop」のPAさんがライブハウスやPAに関してTwitterで呟いていた事が話題になりそれを本としてまとめて発売された「バンドマンが知るべき100の秘訣 PAエンジニアから見たバンドの音作り」という本。

発売当初から気にはなっていながらも結局購入しないままだったのですが、kindle unlimitedにあったので読んでみました!

 

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Twitterでの発言+それの解説といった感じなので文自体はそんなに多くなく、難しい専門用語も殆ど無いので読書が苦手な人にも読みやすいと思います!


これだけ世の中に情報が溢れている中、意外と語られる事の少ないライブハウスでの音響事情。  

都市部だと飽和状態なほどに沢山ライブハウスはあるのですが、それぞれがそれぞれで店の歴史を重ねていて、良くも悪くも独立しているような印象があります。  

勿論、店の形状やシステムでやり方は変わるのですが、一つの基本としてこういう本があるのはありがたい事ですね。

内容としては基本のようで、意外と分かってないままやり過ごしていた事に関する事が沢山書いてあり「やっぱりそうか」や「あぁなるほどなぁ」と思うような事ばかりです。 

最近は自分達で音響セッティングする場所でのライブも多いのでそういう意味でも勉強になりました(^_^)

 思うような出音になら無い時に演者側はPA側の責任だと考えがちですが「いや、ちょっと待て。まだ演者側で出来る事は沢山あるぞ」「その上でのPAさんとのやり取りをする事でよりレベルアップ出来るかも」と気づかせてくれるようなヒントが沢山書いてある本です。

特に短いリハ時間でのやり取りすべきポイントや、コツなどはすぐに実践できる事ばかりなので早速使っていこうと思います(^ ^)

 より良い音を作りたい人は勿論の事、バンド始めたての初心者の人にこそ分かりやすく書いてあるのでオススメです!     

昔は口うるさい先輩や厳しいライブハウスオーナーが教えてくれたらしいのですが(笑)、最近はそういう関係性も薄くなってきてると思うので自分で学んで試すしかないですねm(__)m