ある音楽家の日常

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村山義光 小柳淳子 duoのライブに行ってきました

先日、村山義光さんgt 小柳淳子さんvoのduoのライブに行ってきました

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会場は京都三条にあるle club JAZZ。 
 
ギタリスト村山義光さんはJAZZギタリストというカテゴリーの中でも一際異彩を放つ存在の方で、前から色んなところで名前を拝見する機会があり興味があったので今回ライブで生を体験しに行ってきました。  
 
小柳淳子さんは僕自身はあまり知らなかったのですが後から調べてみたらボーカリストとして名実ともに素晴らしい実績をお持ちの方でした!    
このお二人の演奏は言葉では説明しにくいので以下YouTubeにあがっていた動画(また別の日の映像ですが)ので雰囲気をどうぞ笑   

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こちらは別のボーカリストの方とですが。。

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一般的によくあるのはギタリスト(伴奏者)が仕掛けてボーカルがそれに対し乗っかるというパターンですがこのお二人の場合小柳さん側からも色々と仕掛けるので相乗効果でどこに行くのか分からないスリリングなアンサンブルになってました笑  
 ちなみに曲も開始10分前ぐらいにその場で話し合いで決定。。
ただ自由にやってると言うのは簡単ですがそれを出来る圧倒的な技術力があるからこその演奏です。この辺りはJAZZだからとかは関係なくPOPであろうが何であろうが共通する部分なのではないでしょうか。
 
あと、もう一つこれに関しては賛否両論あるかと思いますが、村山さんはトラベルギターという決して高いとは言えないギターをしかもミキサー直というギタリストなら弾けと言われたら勘弁してくれと言いたくなるぐらい素の状態で使用されてます。
これはご本人も仰ってますが「安いギターをいかに良い音で弾くのかで自分を追い込むのが楽しいと。。。」   
まさに変態ですね笑     
 
 
実際生で音を聞いてみて「◯◯年代のビンテージみたいで素晴らしい音だ!」というサウンドでは無いのですが、表現する為の道具としてはしっかり役目を果たしていて喜怒哀楽もしっかり表現された素晴らしい音でした!     
良い音の定義というのは人それぞれですがやはり弘法筆を選ばずですねm(__)m    


番外編として下の動画

youtu.be   

これはテンポ450の裏打ちをするという動画ですが、普通出来ません笑   

もちろんこれを出来るからギターが速く弾けるというわけではありませんが、これだけ細かいテンポでリズムを取れると言うのはゆったりした曲でもスピード感のある演奏をするのには必ず活きてくるはずです。かなりストイックな方向ですが、ここから学べる事は沢山あります。


本当に色んな面で刺激的で面白いライブでした!    また観に行きたいと思います!