Grace of the guitar - ある音楽家の日常

最近、森恵さんというシンガーソングライターの方のカバーアルバム「Grace of the guitar」を購入してよく聞いています。

森恵さん自体はあまり世に知られていないかもしれませんが、歌唱力、声ともに素晴らしい方です。

僕自身もたまたまyoutubeで見つけたのですが、そ

の時の映像が今回のアルバムのレコーディング風景のものでした。

タイトルからも分かるようにギターを中心としたカバーアルバムで、参加メンバーも小倉博和さん、斎藤誠さん、IWAOさん、そして広沢タダシさん、設楽博臣さんとそうそうたるメンバーです。

全編ほぼギターと歌だけのシンプルな作品なのですが、各参加ギタリスト毎に色が違うので歌とギター、ウクレレだけの編成ですが色んな表情があり最後まで飽きずに聞けます(^_^)

そして、やはりどの曲をとっても「プロ」の作品だなぁと思わされるこだわりが随所に見られて勉強になります！

ちなみに、一曲だけご本人によるギター一本での弾き語りの曲があるのですが、ゲストギタリストの方々のプレイとはまた違った意味で素晴らしいです。

これは前々からいつも、弾き語りのライブを見たり音源を聞くと思うのですが、タイミング、音量、コードのバランス等やはり本人が歌って弾く時の演奏がその歌にとって究極の伴奏な気がします。

僕自身は歌を歌わない（歌えない）人間なので余計にその辺りは昔からある意味コンプレックスとしてあるのですが。。(^_^;)

どんなジャンルの曲であれ突き詰めるとシンプルに歌とギター（やピアノ）だけでの演奏がちゃんと出来るようになって初めてやっと一人前なのかなぁと思いますm(__)m