ある音楽家の日常

Guitar&Ukulele Playerとしての日々。 Lessonやお役立ち情報も発信中です。お問い合わせは→12345rockn.guitar@gmail.comまで

セルフレコーディングを通して思う事。

先日呑んでる時の会話の流れで、とあるプロジェクトのデモ作りを手伝うという事になりまして。。

ちなみにギターは弾かず録音担当です笑 

 
昔と違ってPCと少しの機材さえ揃えたら個人でも高いクオリティまで作れるようになった現代。
僕の尊敬するギタリストの中にもキャリアは楽器プレイヤーから始っていても途中からは録音、ミックスまで担当して作品を世に出してる人もたくさんいてます。それに今や特にギタリストは自宅にちょっとした環境があるのはもはや当たり前の時代σ(^_^;)
 
そんなこんなで、録音当日までに少しでも経験を積んで良い音を録れるようにとこんな音源を作ってみました!
 

youtu.be

 
 
こちらはドラム、ベース、ギターを生録してインスト風に仕上げたものです!(ギター、ベースは自分で弾いてます)  
 ドラムはもともと自分で叩くつもりだった(下手やけど笑)のですが、その日偶然教室で居合わせたドラマーの安藤涼子にお願いして叩いてもらいました!
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素人からしたらハードルが高いドラムのマイキングはこんな動画を参考にして録ってます↓↓
ドラムは本格的なレコーディングの場合10本とかマイク立ててるのは普通ですが、手持ちのインターフェイスが4本までしか挿せないのでそこは4本で出来るとこまでやるしかありません。
しかし、今回やってみた感想としては完成形を見据えた上で、チューニング等も仕上げて叩けば意外とマイクの本数が少なくても何とかなるんじゃないかという印象です!   
マイクの本数が多くてそれぞれを単体で拾った方が後からの処理をやりやすいのは間違いないですが、結局僕ぐらいの素人エンジニアからするとイジる箇所が少ないにこした事はありませんし、何よりエフェクトはなるべくかけない方が素材を活かした良い音を残せます^ ^
 
今回はその場にあったマイク3本を使ってオーバーヘッド、スネア、バスドラを拾いましたが、結局オーバーヘッドとバスドラの2トラックしか使ってませんm(__)m  
後から楽器をどうこうしようという考えも一切無かった事もあり、最終的に他のパートを入れた後に無理矢理方向性を合わせたのでなかなか大変でしたw   
どの楽器もそうですが、結局のところ生の音が良くないと機械でどれだけ補正してももう一歩の壁は越えられないのかなぁと思います。 
 
 
 
録音第一弾として簡易で録った1分程度の曲に数日かけて取り組んでみたわけですが、たったこれだけでも沢山得る事がありました。 勿論、ドラムだけじゃなくてギターもベースもです。

僕自身、もともとはスタジオミュージシャンという職業を知った事で音楽に深くハマったという過去もあるので、家で引きこもってやる裏方仕事が好き過ぎて期日を決めないと何日でもやり続けてしまいます(^^;)
 
当時、僕が憧れていたスタジオミュージシャンという職業はだいぶ形を変えて今や絶滅危惧種的になりつつありますが、それをどうこう言っても仕方ないのでせっかく個人でも音源が作れる今だからこそ、自分からもっと沢山の作品作りにチャレンジして足りない経験値を貯めていきたいなぁと思ってますm(__)m   

こういうのを言うと「そんなの出来て凄いなぁ」とか言われる事もありますが、ちょっとの頑張りで誰でも出来る事なので興味のある方は是非チャレンジしてみてください^_^  

そして良いネタあったら情報交換させてください笑