宅録&動画編集向上委員会 vol.1 まずはインプットの選択から
唐突に始まりましたが、「宅録&動画編集向上委員会」
去年から続くSTAY HOME期間で急激に増えたおうち時間。いずれそうなるだろうと言われていた新しい日常へ急加速での変化、勿論音楽家としても今までの当たり前と思っていた日常は大きく様変わりしました。
ここで改めて自分自身の経験をもとに一度整理の意味も含めて改めて基礎から振り返り少しでも楽器の録音やボーカル?さらには動画編集にも役に立つ情報をまとめたいと思います!
参考になれば幸いですm(_ _)m
先ずはvol.1 の今回はPCへの音の入口インターフェイスの入力部分の設定から。
(※こちらのシリーズは僕の所有しているMacmini そして、AntelopeDiscrete4を例に進めます!)
近年のオーディオインターフェイスにはマイクプリが搭載されているのは勿論の事、48Vのファンタム電源やキーボードなどを接続するLine端子、さらにはギター、ベース用のHi-Z端子とそれらを選択出来るものが殆どだと思います。
そんな中で厄介なのはLINEとHi-Zという設定。
ぱっと見は同じフォン端子なのでどちらでも音は出ますし特に気にせずに使ってたという方も多いかもしれませんが、今回は適切なインプットをセレクトする事の大切さについて改めて再確認したいと思います。
所有するDiscrete4では入力モードを
Mic
LINE
Hi-z
という3つから選ぶ事が出来ます。
今回はエレキギターを接続してその3つのモードでそれぞれ音がどう変化するのかというのを検証してみました!
早速動画をどうぞ↓↓
いかがでしょうか?
それぞれ直接入力したものとアンプシミュレー
ターを加えたもので音を出していますが、動画チェックしていただくと結構ハッキリ音が変わるというのが分かるかと思います。
(Hi-z端子以外の音は少しこもったようになってる印象でしょうか)
勿論好みによってはHi-ZよりはLINEの方が好きという方もいてるかもしれませんが、実際に改めてチェックしてみるとHi-Zを選択した場合がアンプのEQの効き方も1番自然な印象です。
ちなみに音が変わる原因としてはインピーダンスの問題があるのですが、そこは書き出すと長ーくなるので今回は置いておきます笑
DAWベースでの録音をする場合、ギターやベースはアンプシミュレータを使用する事が多いと思うのですが、音作りがうまくいかないという方はソフト云々の設定の前に先ずはPCへの入力部分を見直してあげると解決出来る事もあるかもしれません。
是非参考にしてみてください^ ^
【Clubhouse検証】手持ち機材で楽器とマイク接続してみた
前回のClubhouse初日を終え(https://rockn-guitar.hatenablog.com/entry/2021/02/02/121019)
日本では相変わらず爆発的な広がりを見せるClubhouseですが、ミュージシャンの間ではより高音質にする為には?と日夜実験が繰り広げられているようです!
そんな波に乗って手持ち機材で楽器やマイクの接続について検証してみました!
(尚、Clubhouseの性質上セルフでモニタリングが出来ないので友人に協力してもらい音に関しては友人の感想を参考にしています。)
色々と情報収集するなかで手っ取り早い策として思いつくのはiOSに対応したインターフェースですが、そんな中でもインターフェースの接続方法や機種によって使用出来ないようです。
そこで今回使用するのはこちら
positive Grid JamUp plug
こちらはiPhoneやiPadのイヤホンジャックを使用してギターやベースを接続する簡易インターフェースです。
iRigなんかと同じようなものですね^ ^
たまたま以前に購入していたのでそれを引っ張り出してきました!
今回普段のPCのシステムをそのまま接続したいなと思っていたので
ギターやマイク
↓
インターフェース
↓
DAW上のソフト
↓
インターフェースのフォンアウト
↓
JamUp
↓
という順番です!
さて、結果は。。。
音は無事に出ました!
接続は極めてシンプルなのでこれによってPC上の音はPCのインターフェイス経由で全て出力可能という事ですね。
著作権の問題もありますので、様子を見ないといけませんがお気に入りの楽曲をBGMに話す事も可能です。
この手のインターフェイスをお持ちの方は是非試してみてください^ ^
ちなみに今回はiPadで検証しましたが、変換ケーブルを使用すれば仕組みとしては同じなのでiPhoneでの使用も問題ありませんでした!
このやり方なら接続元がPCでなくミキサーなんかでも可能なので例えばリアルタイムのLIVEの配信など、様々な可能性が広がるかと思います。
この手の機材を持ってなくても数万円をかけて新たにそれ用のインターフェイスを購入するよりかは安く済む(数千円)と思うので活用出来る方は是非活用してみてください^ ^
【と言いながら。。】
今回新しいアプリなので自分でも試してみたくなり検証しましたが、元も子もないことを言うとClubhouseの性質上モノラル出力になってしまうようなので、こういった機材を使わないと接続出来ないものでも無い限り、アコースティックな演奏だったらiPhoneの内蔵マイクでの使用が結局1番良いのかもしれません^^;
そして、この少し劣化した音質(AMラジオ)こそがこのアプリの良さなのでは無いかなと思う今日この頃ですm(_ _)m
デスクトップ用マイクアーム Classic Pro CDA10B レビュー
先日、楽器通販大手の某音屋さんから一週間以内に溜まっていた4000ポイントが無くなりますよ〜というお知らせを受けたので動画収録&通信レッスン等で活躍しそうなマイク用アームスタンドを購入してみました!笑
最近だと動画配信、そして古くからはラジオの収録スタジオなんかでも見かけるアレです。
今までは普通のマイクスタンドを使用して使う時だけ出すようにしてましたが、最近少し面倒になってきていたのでちょうど良かったです笑
というわけで早速商品到着
開封するとこんな感じです。
アーム本体と足が2パターン入ってます
クランプ型とネジ止め型の2タイプ
今回は時折設置場所を変える予定なのでクランプ型を使用します、
足を固定してアームを取り付けます。
実際に机で使うとこんな感じです。
うーん、なんか配信やる人のPCっぽい笑
どんなものかなと思ってましたが、動きのイメージは工事用クレーン車の動きのようで縦も横もしっかり対応でかなり便利です。 作りの方もしっかりしているので安心して使用出来ます!
アームの可動域が広いのでギターやウクレレ等の楽器Recの方への対応もバッチリですね^ ^
勿論、使用しない時は折り畳んで隅に寄せておけるので邪魔になりません。もっと早く導入すれば良かったなぁ。。笑
clubhouse初日を終えて。
ここ1週間ほどで日本でも爆発的な流行の兆しのあるclub houseという海外発祥のApp.
流行ってるのは知ってましたが、基本的には完全招待制という事もありどうしようかと思っていたところ、たまたま昨日友人から招待してもらってそのまま夜中にclub house初体験してみました!
こちらのclubhouseというアプリは簡単に言うと音声版のSNSという感じでして、例えば「〇〇について話す」というトークルームがあればそこに誰もが参加出来て音声にて通話が可能というものです。
勿論オープンスペースだけじゃなく、メンバーを指定して音声のみでZOOM会議のような使い方、単純に電話的にも使えますし、例えばあらかじめ人を集い質疑応答出来るセミナー的にも使えると思います。 そういえばとあるミュージシャンの方はトークバック(レコーディング中のやり取り)用に使ってるって載せていたなぁ笑
現状(2021/2/2)iOSのみの対応ですが、これから色々と広がっていくのかなぁという感じです。
ちなみに昨夜は招待してくれた友人と、そこからさらにその友人二人も参加して数時間トークを楽しみました。 自分からすると招待してくれた友人以外は初対面の方々。
今まで出会えなかった新しい人とこうして音声でお互いに話をして繋がれるのは新鮮な感覚でした^ ^
やはりその他のSNSというのは基本的に文字や写真ベースでの繋がりなので対面したことのない相手だと会った時にやっと答え合わせが出来るという感覚でしたが、音声でのコミュニケーションを取るというのはその辺りを色々とすっ飛ばしていけるような気がします。
その他のSNSと違い投稿ベースでそれぞれの時間で触れるのではなく、基本的にはその時間にアプリを開かないと参加出来ないので全てをチェックするのは無理ですが、アプリ全体がもう少し落ち着いてきたら楽しみ方も確立されていきそうな印象です!
興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうかm(_ _)m
夜に駆ける/YOASOBI のイントロフレーズでギターの基礎トレーニング。
2020年のを象徴する楽曲の一つと言っても過言ではない「夜に駆ける/YOASOBI」
発売されている小説の内容をモチーフにしたという「夜に駆ける」という楽曲はまさにJ POPの「今」を象徴するようなサウンドです。
(先日そのサウンドメイクに関して物議を醸すツイートが話題になってましたが。。)
まずは頭から抜群の安定感で歌い上げるikuraさんの素晴らしい歌声に耳がいきますが、そんな歌声の裏では4つ打ちのリズムを基調としつつ、実はよく聴くと縦横無尽に動き回るベース、そしてそれを彩る印象的なリフのピアノとギターカッティングが繰り広げられています。
というわけで、今回はそんな夜に駆けるのギターパートを取り上げ。。。 るわけではなく笑
歌声に続いて耳を奪われるイントロのピアノフレーズを取り上げます。
先ずは楽譜をどうぞ↓
いかがでしょうか??
ギタリストからはなかなか創造されることはないであろう音の並び、リズムのフレーズになっているのですが、実は使われている音は主にペンタトニック(+α)だったりします。
そこで、今回はCmペンタ(6弦ルート)周辺のポジションに固定してフレーズを採譜、TABを作ってみました。
ほとんどペンタトニックのポジションで弾くことができますが、実際に弾いてみると所々に弦跳びがあったり、逆にギタリスト的によく慣れたようなフレーズがあったり。。
短いフレーズですが、なかなか楽しめると思います!
原曲と同じBPM(130)で弾こうと思うとなかなか難しいですが、ゆっくりでもオルタネイトピッキングや、弦跳びの練習にも良いと思うのでTABを参考に是非チャレンジしてみてください^ ^
小さな恋のうた/小さな恋のうたバンド がギター初心者初めの一曲にオススメな理由!
沖縄発 3ピースバンドMONGOL800の代表曲の一つ小さな恋のうた。
キャッチーなメロディで耳に残る楽曲ですが、3ピースらしいエネルギッシュな演奏で当時はコピーバンドも多かった印象です!(未だに人気があるようです)
しかしギタリスト目線で言うと。。
ぱっと聞いた感じではそう感じませんが曲のテンポも速く、ブリッジミュートのテンポも速いので初心者がいきなりチャレンジするとなると意外と難しいところもあるのが正直なところ。。
そんな方にオススメなのは!
MONGOL800の代表曲の一つ「小さな恋のうた」をモチーフにして2019年に製作された同名映画内で結成された小さな恋のうたバンド。
そのバンド名義で発表されている小さな恋のうたです!
ちい恋バンドのVerはコードは同じですが
パワーコードのみで原曲をさらにシンプルにアレンジされています!
リズムも分かりやすいのでギター初心者の初めての一曲にもぴったりな難易度です!
と言うわけでコチラのVerのTABを作ってみました↓↓
https://store.piascore.com/scores/87097
(購入はこちらから)
特に初心者の方は初めての一曲にオススメです!
是非チャレンジしてみてください^ ^
モデリングギターVOX Starstream 格付けチェック!
[:今回の実験]
VOXのモデリングギター Starstream
(コチラ)と所有している実機(Fender Stratocaster &Coleclark FL-2)
とでは実際録音して聞き比べるとどれぐらい違うのか?を比較実験してみました!
当然出力レベルはもちろんのこと、モデリングしている元の楽器とは別のものなので違いが出るのは当然ですが、出来る限り同じ状況で録音してブラインドで聞いてみたら実機とモデリングでどれぐらいの差が出るのか?という比較です!
[:アコギ比較]
まずはアコースティックモデリングと実機(Cole Clark FL-2)との比較
Starstream Vs Acoustic Guitar(Cole clark FL-2)
これは明らかに音色に違いがありますが、Starstreamの方の音色もこう言うサウンドのアコギも存在していますし、ブラインド状態で聞いて明らかにこれがモデリングだと言い当てるのも難しいと思います(^^;)
Vox Starstreamも充分使える音だと思います!
唯一の欠点をあげるとしたら弾き手が見た目と出音のギャップに慣れることができるか?と言う点ですね。。
こんな近未来的な見た目から出てくるとは思えない音質です笑
[:シングルコイル比較]
続いてこちらはSingle Coilのモデリング
Starstream Vs Fender Stratocaster
ギター→BIAS AMPというセッティングでの録音ですが、アンプだけならまだしもギターまでモデリングで何が本物か分からなくなるセッティングですが。。笑
コチラはどうでしょう?
正直僕は環境によっては聴くだけでどちらが実機なのかを判断するのは難しいと思います! 今は実機があるのであえてコチラを使わないといけないと言うことはないものの、例えばライブでシングルコイルとハムバッカーのモデリングを一台のギターで切り替えて使ったり、さらには足元にマルチエフェクターなんかを置いてセッティングをしておけば同系統で持ち替えなしのままエレキ〜アコギサウンドまで出力可能と言うことになります!
今のところ自分にはそういう用途はありませんが、必要な方にはオススメできる楽器ですね!
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[:まとめ]